本当の決断とは、
状況そのものを引き受けること…。


大坂北浜。大都会のド真ん中に、ちょっと訳ありの母娘が住んでいる。
母は認知症、娘は自宅マンションでギャラリーを営む。
昼夜の別なく徘徊する母を見守るの娘の姿は、近所の誰もが知っている。
徘徊モードが一息つけば、母娘一緒に居酒屋やバーにも寄る。
そんな二人の生活は6年になる。
「老いには勝てぬで、徘徊もショートになってきましたが…」
不条理な生活をユーモアでしのぐ。
認知症と共に暮らすこと…、老いとは…、人間とは…。

母:酒井アサヨ(87歳)

昭和2年、福岡県門司市生まれ。
女学校を卒業後、大阪の町医院に住み込み看護婦免許を取得。 30代で恋愛結婚し、昭和44年から奈良在住。
平成10年に夫が他界後は一人暮らし。
平成18年に主治医より認知症と診断され、 長女・章子が週2~3回実家に通うが、 症状が進行。近所からの苦情もあり、 平成20年から章子と大阪市北浜で同居を始める。

娘:酒井章子(55歳)

昭和34年、大阪市生まれ。
大阪芸術大学入学を機に家出。
情報誌の編集を経て昭和63年に独立、
編集プロダクションを主宰。
平成13年に北浜に移転し自宅の上階に
ギャラリー(10w gallery)を併設。
6年前よりママリンがやってきて、
現在に至る。

過去4年間の徘徊記録

過去4年間の徘徊・言動の記録

「ボケリンママリンの観察日記」
http://asayosan.exblog.jp/

ブルームバーグニュース記事

「ありのままでと娘の決断-87歳認知症の母、徘徊の自由で戻った笑顔」
bloomberg.co.jp